今や日本食といっても過言ではないほど、日本人に愛されてやまない食品であるピザ。デリバリーサービスも普及したお陰で、自宅でも美味しいピザが食べられるようになりました。
美味しいピザが手軽に食べられるようになりましたが、ピザにはたくさんの種類があり、それらにはそれぞれ違った名称があることはご存知でしょうか。
そこでこの記事では、ピザの種類や、自宅でピザを食べる際のピザの切り方について詳しく紹介します。ピザの種類を知ることで、ただ食べるだけではなく、ピザを食べること自体に楽しさを見いだすことができますので、ぜひご一読下さい。
1.代表的なピザを5つ紹介
ピザにはたくさんの種類があります。ここでは代表的な5つのピザを紹介します。
- マルゲリータ
- クアットロフォルマッジ
- カルツォーネ
- ディアボラ
- マリナーラ
これらの種類を知っておくことは、レストランやピザの本場イタリアで注文する際にも役立ちます。それに、ピザの種類を知っているだけでも、注文すること自体が楽しくなるのです。
1-1.マルゲリータ
マルゲリータとは、「トマトソース」「チーズ」「バジル」を使用した、一般的によく知られているピザになります。マルゲリータは、使用する素材によって、全く味が異なり、その中でももっとも重要性の高いものが「モッツァレラチーズ」です。
モッツァレラチーズは、一般的な牛のものよりも、水牛から採れたモッツァレラチーズの方が、濃厚で味わい深いのです。そのためマルゲリータを注文する際は、どのチーズを使用しているかを確認してみましょう。
1-2.クアットロフォルマッジ
クアットロフォルマッジは、4種類のチーズが乗ったピザになります。
- モッツァレラチーズ
- パルミジャーノ
- ゴルゴンゾーラ
- タレッジョ
上記であげた4種類のチーズが使用されており、これらのチーズにはそれぞれ「味」「香り」が違います。それぞれのチーズの個性が合わさることで、極上のピザが出来上がる。クアットロフォルマッジはそんな一品です。
1-3.カルツォーネ
カルツォーネは、ピザの生地に具材を包み込んで焼き上げる、包み焼きピザになります。包んでいる姿が靴下のように見えることから「畳んだ靴下」という意味で、カルツォーネと呼ばれています。
ピザの本場イタリアではよく見かけるピザになりますが、日本ではあまり見かけることがありません。そのためイタリアで食べる機会があれば、ぜひご賞味して頂きたい一品です。
1-4.ディアボラ
ディアボラは、マルゲリータピザに唐辛子やスパイシーな具材を混ぜたパンチの効いたピザになります。ディアボラという名前は、イタリアの言葉で「悪魔」を指す言葉です。
このピザは、スパイシーピザになりますので、辛さでもがき苦しんでいる姿を連想し、この名前がつけられたのでしょう。
1-5.マリナーラ
マリナーラは、「オリーブオイル」「トマトソース」「にんにく」「オレガノ」「アンチョビ」を使用したピザになります。シンプルで調理しやすく、美味しいということもあり、本場イタリアでもマルゲリータと並ぶほどの人気ぶりです。
マリナーラは調理しやすいということもあり、船乗りに人気のピザでした。イタリアでは、船乗りのことを「マリナーラ」と呼んでおり、船乗りに愛されていたピザであることから、その名称が名付けられました。
2.世界で初めて作られたピザはマルゲリータ
世界で初めて作られたピザは、マルゲリータであることを皆さんはご存知でしたでしょうか。ピザ自体が生まれた場所はエジプトですが、ピザの具材やソースをかけて焼き上げたのは、イタリアのナポリが発祥です。
当時は、パン生地にチーズやラードを塗り、それを焼き上げて販売していました。そこで当時イタリアを統一した女王がナポリに訪れ、ピザを食べたと言われています。
その時に食べたピザには「トマト」「チーズ」「バジル」が乗っていたそうで、そのピザには女王である「マルゲリータ」の名前がつけられました。これが世界で初めて誕生したピザの由来です。
2-1.釜で焼き上げたピザは絶品
釜で焼き上げるピザは、イタリアでしか食べられないと認識している方も多いでしょう。しかし、日本でも釜で焼き上げるスタイルのピザ専門店が増えています。
デリバリーのピザや、レストランで食べるピザは、窯を使用して焼き上げているものは少ないですが、最近では、釜で焼き上げる本格ピザを提供している店舗も増えています。
釜で焼き上げたピザは絶品ですので、お近くに本格的なピザを提供している場所があれば、立ち寄ってみるのも良いでしょう。
3.まとめ
「BONLISSA」では、宮崎の地元で採れた食材を使用し、薪釜で焼き上げる本格ピザを提供しています。当店で使用している薪釜はナポリから特注したものですので、本場さながらのピザを楽しんでいただけます。宮崎の都農に来た際は、ぜひ当店へお越し下さい。